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施工事例築100年超の空き家を人気店へ。古民家の魅力を最大限に引き出した店舗フルリノベーション

築100年超の空き家を人気店へ。古民家の魅力を最大限に引き出した店舗フルリノベーション

築100年超の空き家を人気店へ。古民家の魅力を最大限に引き出した店舗フルリノベーション

兵庫県芦屋市の名店で10年以上の修行を積んだ賓 充利(ピン チュンリ)さんが、リノベーションでご依頼くださったのは大正時代から福島駅近くの路地裏に佇む古民家でした。

私たちが目指したのは、流行を追う賑やかな空間ではなく、古民家が持つ「時間の重み」をそのまま優しさに変えること。100年以上この建物を支えてきた逞しい梁や柱を主役に据え、そこに鉄や木、左官といった友安製作所が得意とする素材を掛け合わせることで、新旧が自然体で共存する空間をデザインしました。

「毎日でも食べられる韓国の家庭料理」という賓さんの想いに寄り添い、訪れる人が家のリビングにいるような安心感の中で、心と身体をリセットできる。そんな“心の安らぎ”をデザインの根幹に置いたリノベーションプロジェクトです。

DATA

工事部分
店舗フルリノベーション
工事内容
解体工事/内装工事/造作家具製作/左官・塗装工事/装飾・デザイン
建物種別
店舗

100年の歴史を刻む「木の柱」を再利用

解体時に現れた大正時代からの太い柱。あえてそのままの風合いで残すことを提案しました。新しい木材では決して出せないその「佇まい」に合わせて、照明のトーンや色彩を緻密に調整。空間全体に深みと落ち着きをもたらしています。

家のような安心感”を生む開放的なキッチン

「お客様の顔を見ながら料理を出し、会話を楽しみたい」という賓さんのスタイルに合わせ、キッチンとカウンターの距離を最小限に。キッチンスペースをオープンにすることで、まるで友人宅に招かれたようなアットホームな安心感を演出しています。また、調理のしやすさを追求し、キッチンの高さや動線もミリ単位で調整したオーダーメイド仕様です。

キッチンを彩る輸入クロスのアクセント

一見すると本物のタイルのような精巧なデザインでありながら、クロスならではの柔らかな質感が古民家の木枠と見事に調和。落ち着いたトーンの店内に、さりげない華やかさとクリエイティブな遊び心をプラスしています。

ボロボロになっていた襖をモダンでおしゃれな洋風ふすま紙に張り替え、お部屋をより明るい空間に。また、2階の左官は店主の賓さんにも施工にご参加いただき、友安製作所のオリジナル左官材「ひとりで塗れるもん」を私たちプロの職人と共に塗り上げました。店主自らの手が加わった壁は、既製品にはない豊かな表情と温もりを空間に与えています。店主自らの手が加わった壁は、お客様を迎え入れる真心そのものを表しています。

ロゴから看板までトータルでブランディング

店内の家具や什器、さらには看板に至るまで、友安製作所のクリエイティブチームがトータルで製作。空間全体のコンセプトが一貫して伝わるよう細部にまでこだわり、トータルプロデュースさせていただきました。